かねてよりCBI学会に提案しておりました「計算毒性学(Computational Toxicology)」研究会の設立が、先日行われましたCBI学会の執行委員会にて承認されましたので報告いたします。
「計算毒性学」は、最近になり様々な分野で急速にその必要性が増大しつつあり、同時に時代の背景や要請もあり、その果たす役割は一層のこと重要性を増すものと予想されます。
このような急激な状況変化を受け、欧米では「計算毒性学」を標榜する組織やワークショップ等が立ち上がっております。 しかし、日本では「計算毒性学」の認知度が殆ど無く、正式な活動を行なう組織もグループも存在しない状況にありました。
今回、CBI学会により「計算毒性学」研究会の設立が承認されたことで、公式の場での活動が可能となり、本研究分野に興味を持つ多くの研究者の方々との情報交換や研究が進むようになることを期待しております。
本件に関しますより詳細な報告は、旧「インシリコスクリーニングブログ」⇒新「楽しく、失敗がなく、良く理解できるインシリコ毒性スクリーニング学習塾 」に掲載してありますので、ご興味のある方はこちらを参照ください。今後「計算毒性学」に関する情報発信は、そちらのブログにて行います。
以上
文責:湯田 浩太郎
2014.3.20
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